やどりぎ助産院

今日、次女は、振り替え休日


一昨日は、学校の体育祭でした



長らく不登校気味の彼女


参加授業数が少ないので

勉強は苦手意識がありますが

もともと、行事は大好き


今年は、終日参加して

競技やマスゲームなど頑張っていました




思えば、一昨年は、運動会当日に参加できるかどうか

ハラハラしながら当日の朝を迎え

登校できただけで“よかった・・・”と胸をなでおろし


昨年は、登校はできるだろうけど

クラスの中にどれだけ入れるか心配しつつ

やはり、少しひきつった表情の彼女を

見守りました



今年は、朝は、送っていったものの

無事、定時に登校


選手として出場した

最初の１００メートル走・・・


場内アナウンスと並び順が違うという

ハプニングに

バリバリ不安そうな表情を見せていましたが

無事、走り切って

ホッとした表情



親の方もホッとして

“もう大丈夫”と安心して

友達のお母さんと談笑しながら

体育祭を楽しむことができました


子どもの出る競技を忘れてしまうほど・・・

(それは、いけませんね。油断しすぎ・・・）




長女が、部活の合宿でいなかったので

親子３人じゃ淋しいなぁ、と思い

保健室仲間のお友達も誘って

一緒にお弁当を食べることができ

おかげで、楽しい時間を過ごせました


子ども達は

お世話になった小学校の先生方とも再会できたようで

喜んでいました



小学校のＮ先生は

次女が、一昨年、保健室にすら行けず

“給食室登校”していた頃

（“料理が好き”という次女の特性を生かして

　給食作りのお手伝いをすることで、

　登校のきっかけ作りをしていただいていたのです。）


“お仕事好き”“折り紙好き”の彼女のために

「運動会のゲートにつけるお花作りを手伝ってくれない？」と

声をかけて下さいました

担任ではないのに・・・です



先生の“作戦”のおかげで

彼女は、毎日、紙のお花を作り続け

それを誇らしげに手に提げて

学校に届ける、という日々が続き


運動会当日を迎えることができたのです



・・・そんなことを思い出していました・・・



夕方、残りのお弁当を食べながら

「考えてみたら

　運動会の朝

　当たり前のように

　お弁当を作って

　校庭でお弁当を食べられるって

　なんでもないことのようだけど

　幸せなことなんだねぇ・・・」と

　しみじみしてしまいました



思春期真っ只中の子ども達


まだまだ、これから、紆余曲折

いろいろあると思いますが

いいことにも、悪いことにも

ひとつひとつ向き合って

“今”を大切にしていきたいと思います




その積み重ねが

“未来”をつくっていくんだろうと信じて・・・